インデックス投資の名著「敗者のゲーム」。投資を始めたら読みたい1冊。

読書
この記事は約14分で読めます。

はじめまして、おたけ(@otakedesu1)です。

インデックス投資家の名著に挙げられているので、さっそく読んでみました。

 

非常に学びが多い書籍でした。

皆が名著に挙げる理由がわかりました。

 

投資の王道は、インデックス投資ですね。

迷ったときに定期的に読みかえしたい1冊です。

私が参考になった個所を書いていきますね。

スポンサーリンク

運用は敗者のゲームになった

ほとんどのアクティブ(市場平均以上の成績を目指す)投資信託、機関投資家などは市場平均に勝てないことがわかっています。

市場平均を上回るような成果は時折見られるが、それは長続きしていません。

  • 1年→約6割の市場平均を下回る。
  • 10年→7割の市場平均を下回る。
  • 20年→8割の市場平均を下回る。

 

おたけ
おたけ

市場平均というからには、しょぼい成績と思いきや・・。

ほとんどの投資家は、長期的には市場平均に勝てていないデータがでています。

資産運用と呼ばれる『マネーゲーム』も最近数十年で、勝者のゲームから敗者のゲームへと変わってしまった。

私たち個人投資家の売買相手とは、圧倒的な情報・知識・経験を備えた大機関投資家だということを忘れてはいけない。

 

おたけ
おたけ

私たちは、投資を専門にしているプロと闘わなければいけないということ。

こんなトッププロ集団たちを出し抜いて、一個人投資家である私たちが市場平均以上を狙いに行くなんて、強欲すぎますね!

市場タイミングを見ての取引きはうまくいかない

投資で利益を上げるために、考えることって何でしょうか?

それは、安い時に買って高い時に売るですよね(笑)

 

でもそれってうまくいかないんです。

取引のたびに手数料がかかるし、売買を繰り返すと税金がかかるからです。

 

運用の歴史を見ると、市場が大底から回復する最初の1週間に、株式リターンのかなりの部分が獲得できることは明らかである。

市場の動きはあまりに早く、多くの投資家が頭を切り替えて対応する暇がない。

S&P500指数のデータを使って過去75年間という長期間分析した結果を見ると、この間の株式リターンの大部分は、上昇率のベスト60か月(900か月のうち7%)に達成されているという。

もし私たちに、これがどの月かを見分けることができれば、その利益は計り知れない。

しかし、それは全く不可能なのだ。

 

おたけ
おたけ

投資で莫大な利益を出そうとしたら、75年(900か月)のうちの60か月の間に市場に居合わせないといけないそうです。

はっきり言って無理!再現性がなさすぎ!

タイミングを見ての取引で利益を出すなんて妄想は、なくした方がよさそうです(笑)

投資家は責任をもつこと

運用目的、リスク許容度・運用経験・現在および将来の資産・負債など個々人で状況が違います。

人それぞれ立場が違うからこそ、自分に責任を持ち、自分の状況を理解し、投資することが必要です。

 

投資は娯楽ではない。責任である。

投資で成功するうえでの最大の課題は、頭を使うことではなく、感情をコントロールすることである。

常に最大の目的を忘れず、落ち着いて忍耐強く守備一貫して行動する必要がある。

 

おたけ
おたけ

自分の判断には、責任をもちたいですね。

 

どの投資家にも得意分野と「冷静を保てる領域」が存在する。

「己を知る」ということは自分の強みと弱みを知ることであり、この二つの範囲の内側にとどまることを意味する。

二つの領域の重なる部分がスイート・スポットであり、投資家はここに集中すべきだ。

投資においては高いリターンを求めることより、夜よく眠れる水準にとどめることのほうが大事なのだ。

 

おたけ
おたけ

投資をはじめたての時は、リターンだけにめがくらみがちです。

しかし、仕事中・眠る時・投資のことが頭に離れないことがあれば、自分のリスク許容度を超えているということです。

投資比率を下げるべきですね!

インデックス・ファンドはドリームチーム

投資において勝つためには、勝ち続けるために最も簡単な方法は、インデックス・ファンドを活用することです。

 

おたけ
おたけ

インデックス・ファンドのメリットは以下です。

 

  • 相対的に高いリターン

長期的に見て、全体の80%のアクティブマネジャーは市場平均に勝てず、どのマネジャーがトップ20%かを、事前に見つけるのは、ほとんど不可能だ。

 

  • 低コスト

運用費と管理費は、年率0.1%。(一般のアクティブ運用では1%~2%)。売買手数料が安い。税金が少なくて済む。

 

  • 便利

あまり運用実績を管理する必もない。

 

  • 不安や後悔を感じなくて済む

相場動向や投資戦略、マネジャー選択といった判断をする必要もなく、特定個別銘柄への投資割合も低いので、致命的なミスを犯す必要もない。

 

  • 運用目的、長期投資方針といった最重要課題にだけ専念できる。

 

おたけ
おたけ

インデックス・ファンドを活用すれば、手間がかからないのに、市場平均的リターンを手にすることができます。

趣味・家族との時間を大切にしつつ資産運用が出来るのは、魅力ですね。

 

 

インデックス・ファンドは市場をそっくりそのまま再現する。

マーケットがプロによって支配されるようになった今、市場の動きはまさしくプロの動きの総和を示す。

インデックス・ファンドを使えば「ドリーム・チーム」のスタッフを抱えるのと同じメリットが得られるだけではない。

安心感も一つの大きなメリットだ。個人投資家は、常に不安に悩まされている。これは取り越し苦労である。

インデックス・ファンドは手数料も安く、税率も低く、運営コストも安い。特に最後の点は重要である。

 

おたけ
おたけ

インデックス・ファンドを買うということは市場全体を買うということなんですね。

個人投資家の最適解は、積み立てNISAを活用し(非課税)、国際分散された低コストのインデックス・ファンドを買うことだと思います。

 

「時間」が教える投資の魅了

投資をするうえで、「時間」とはかなりの魅力があるんです。

若い人こそ、投資を早く始めた方がよいということです。

 

「時間」は、運用においてアルキメデスのテコの役割を担っている。「必要な長さのテコと、私が立つ場所があれば、この地球を動かして見せる」と言ったアルキメデスの有名な言葉は誰でも知っているだろう。

運用におけるテコは、「時間」である。「そして、立つ場所とはもちろん、確固とした、現実的な運用方針である」。

運用期間が長ければ長いほど、ポートフォリオ全体の実際の収益率は、平均収益率に近づく。

 

おたけ
おたけ

以下の図を見てください。

 

  • 1年間では、最高リターン+53.4%、最悪リターン-37.3%とブレ幅があります。
  • しかし、20年間長期投資をすれば、-リターンにならないことがわかります。

 

おたけ
おたけ

長期で運用すればするほど、平均値に近づきます。

これは、「平均回帰性」という力が働くからですね。

長期運用すれば、平均値に近づくので、必要以上に暴落をおそれるなっ!てことですかね。

 

上げ相場ではさらに上昇を見込み、下げ相場ではさらなる下落の力が働くと考えがちだ。この傾向を常に意識しておく必要がある。

25年間のリターンを見れば、インフレ調整後の実質収益率は株については、年平均6.6%、債券は1.8%である。

 

おたけ
おたけ

株価が暴騰したり、暴落したりすることは、無意味だということがわかりました。

株式を長期で保有(15年~20年)すれば、平均回帰性の力が働き、平均値(リターン+6.6%)に近づいていくからですね。

 

短期では、小さく見える収益率の差も、複利・長期で見ると非常に大きな差になってくることである(利息が投資元本についてだけでなく、利息の再投資の結果得られる利息に対してまでも支払われるからだ)。

親類の最大の発見は「複利の考え方」だと、アルベルト・アインシュタインは言っている。

 

おたけ
おたけ

1ドルあたりの複利投資効果の図を見てください。

 

当初の1ドルを利益4%で複利で再投資をしていくと、

  • 5年→1.22ドル
  • 10年→1.48ドル
  • 20年→2.19ドル

 

おたけ
おたけ

複利を甘く見ちゃいけない。

雪だるま式に、元本+利息でどんどん膨れ上がっていきます。

時間というのは強力な武器になるということがわかりました。

 

 

複利についてはこのような記事もかいています。

リスクが収益を生み出す

リスクって言葉、皆嫌いですよね(笑)

投資はリスクがあるので、破産してしまうと思っていました。

 

リスクの本質的な意味は単純である。

資金が本当に必要な時に、手元に存在しないことだ。

砂漠でガソリンがなくなったような状態である。

人生の終盤において、もはや働けなくなった時に、お金がなくなることこそが、一般の人にとってはリスクと言えよう。

 

おたけ
おたけ

では投資家のリスクとは?

株式市場が暴落している時に、売却をしないといけない事態に陥ることです。

 

短期における最大のリスクは、たまたま株式市場が低迷している時に、どうしても資金が必要になって株式を売却しなければならない事態が生じることである。

このことから、長期における株式のリスクは種々の投資商品のなかでも最も低いが、短期においては逆にリスクが最も高い、ということである。

 

おたけ
おたけ

株式は、15年~20年の長期で見ると平均回帰性の力が働き、6.6%の平均値へ近づいていきます。

しかし、短期でみるとブレ幅が大きいので元本割れする確率が高まります。

長期で見るとリスクが低減します。長期で見ることが大切ですね!

 

ほとんどの投資家が意識していないのは、株式市場が過去のピークに戻るまでどれくらいかかるか、、という点である。

市場(S&P500)が1966年のピークに戻るまでに16年、1929年のピークに戻るにはさらにそれ以上の時間を必要としたことは、覚えていた方がいい。

しかし、株式を売りもせず、売る必要もなければ、株価の上下はさほど気にする必要はない。

 

おたけ
おたけ

幅広く分散された優良インデックス・ファンドを持ち続けていれば、いずれ回復することは歴史が物語っています。

しかし生活に必要なお金まで投資していたとしたら、耐えれなそうです。

自分は、どのくらいの損失になら耐えられるか?一度考えた方がよさそうです。

なぜ運用基本方針が必要なのか

投資をするためには、目的をはっきりとさせた方がよいですね。

長期方針を短期データや不安心理から守る盾は、自分自身の投資目的を十分理解することだ。

だからこそ投資戦略を明文化しなければならない。周りがパニックに陥ると、冷静な判断力を失いやすい。自分だけが冷静でいられるなどと思わない方がよい。あなただって人間だ。

 

おたけ
おたけ

自分の投資方針の軸ができていないと、〇〇ショックなどの危機にあたった時に狼狽売りしてしまいそうです。

私は、全世界株式のインデックス・ファンドを購入し、全世界の成長にかけたいと思います。

目的は老後資金の確保ですね。

短期で株が暴落したとしても、長期的には回復すると思っていますから。

 

魅力的な洋服を8割引きとか9割引きで安売りする店に背を背ける客はいないだろう。「バーゲンセールの時には買いたくない。値段が上がったら買う」などという客はいない。

だが実際に私たちは、投資をするとき、このような行動をとっている。

マーケットが下がる、つまり株が「バーゲンセール」になると、私たちは株を買うのをやめる。

のみならず、焦って売ろうとさえする。

株価が上がったからと言って有頂天になったり、下がったからと言って落胆したりするのは間違っている。株式相場の下落は、安く買うための第一歩なのだ。

 

おたけ
おたけ

この言葉は、常に思い出したい。

株価が高い時は、強気になりリスクをとって買い向かってしまい、株価が安い時は、買うのをやめてしまう・・。

これは、間違いです。

たんたんと毎月、定額で買うのが正しいです。

 

この記事のまとめ

名著に挙げられる理由がわかりました。

たかだか数千円でこれだけの情報が得られる、コスパ抜群です。

 

知識は自分を守る盾となりえますね。

投資の王道は、幅広く国際分散されたインデックス・ファンドを長期で持つことですね。

その中でも、手数料の安いものを選んでください‼︎

これからも資産運用に腰を据えて向き合いたいと思います。

 

迷ったとき、自身がなくなった時に、読み返したい1冊です。

こちらから購入できます。

よかったらどうぞ。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメントやブックマークなどしていただけたら嬉しいです。

 

今後も誰かの役に立つ情報を発信していけるように頑張ります。

よかったらTwitterフォローお願いします。おたけ(@otakedesu1)

少しずつ動画もアップしていきたいので、暇な方は見てくださいね。YouTube

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました