2歳半の娘と始めたファミリーキャンプのリアル
「子どもと一緒にキャンプしてみたいけど、どんな道具を買えばいいのかわからない」
「ネットで見てもおすすめが多すぎて、結局何が必要かわからない」
これは、まさに2年前の私自身の気持ちでした。
娘が2歳半のときに、家族で初めてのキャンプに挑戦。
不安だらけで、何を買うべきかも手探り状態でした。
実際に使って「これは本当に良かった!」と思えるものもあれば、「正直いらなかったかも…」と感じた道具もあります。
この記事では、そんな経験を通して私が「これは本当に助かった!」と心から思えた道具を8つ厳選してご紹介します。
「子どもとのキャンプを楽しい思い出にしたい」と思っている方に向けて、体験談とともに丁寧にお伝えします。
1. スノーピーク ペグハンマー PRO.C
打ちやすさが段違い。
設営の時短と体力温存で、子どもと遊ぶ時間が増えました。
最初は「ハンマーなんて何でもいい」と思い、3000円ほどの物を使っていました。
でもスノーピークのハンマーに変えてみると、握りやすさや打ちやすさが全然違いました。
銅ヘッドがペグにしっかり食い込み、設営の時間も短縮できるように。
その分、体力や時間に余裕が生まれ、子どもと遊ぶ時間もしっかり取れるようになりました。
- 胴ヘッドがくい込みペグが打込みやすい
こんな家族におすすめ
- 初めての設営で不安な人サイト
- 設営に時間をかけたくないファミリー
ポイントまとめ
- 銅ヘッドでしっかり食い込む
- 握りやすく、疲れにくい
- 設営時間が短縮できます
2. エリッゼステーク28cm(カラフル鍛造ペグ)
視認性バツグン&頑丈!
小さな子どもがいても、安心して使える安全重視のペグ。
はじめは付属のアルミペグを使っていましたが、黒くて見えにくく、曲がりやすい…。
実際に娘がペグにつまずいて転んでしまったことがありました。
それ以来、視認性が高いカラフルなエリッゼステークに変更。
頑丈でしっかり固定できるだけでなく、見た目も可愛らしく、安全面でも安心感が増しました。

こんなファミリーにおすすめ
- 子どもがサイト内をよく走り回る
- 初心者で、地面に刺さりやすいペグを探している
- どこにあるかすぐ見えるペグが欲しい
ポイントまとめ
- カラフルな粉体塗装で目立つ → 子どもがぶつかりにくい
- 鍛造(たんぞう)ペグで曲がらずしっかり固定
3. マルチグリドル
洗い物ラク・料理も楽しい・見た目も映える!
家族の「おいしい笑顔」を引き出す、万能プレート。
お好み焼き、ホットドッグ、ピザ、串カツ…。
このマルチグリドルが1枚あれば、いろんな料理が簡単にできます。
焦げ付きにくくて洗い物も楽ちん。
軽くて持ち運びもラクなので、荷物の負担にもなりません。
子どもと一緒に「今日は何を作ろうか」と考える時間が、何よりの楽しみになりました。
- 山芋のふわふわ焼き
- 牡蠣お好み焼き
- クリームシチューと黒糖ロール
- 串カツ
- ホットドッグ
- ピザ
こんなファミリーにおすすめ
- 子どもと一緒に、簡単で楽しい料理をしたい
- 調理後の洗い物ストレスを減らしたい
- 初心者でも扱いやすい調理ギアを探している
マルチグリドルが人気の理由
- 油いらずで焦げにくく、ヘルシー調理OK
- 洗い物が圧倒的にラク(焦げつかない)
- 平らで軽量 → 収納も荷物もコンパクトガス・IH・焚き火もOK(※JHQは直火対応)
- 見た目がオシャレ → 写真映えもバッチリ
私は本家のほうではなく、カインズで購入しましたが全く問題なく使えています。
以下にカインズの公式ページを貼り付けておくのでみてくださいね。
4. クレイモア 3Face +L ランタン
「明るい」だけで、夜のキャンプが安心で快適に。
家族の安全を守る、我が家の最強ランタン。
以前は明かりが少なく、娘がペグに引っかかって転ぶことがありました。
それが心配で、このランタンを導入。
サイト全体をしっかり照らしてくれるので、夜の安心感が段違いです。
夜のトラブルも減って、ゆったりとした時間を過ごせるようになりました。
サイト周辺を照らしてくれるので我が家の最強ランタンとして活躍してくれています。


ちなみに「2,200lm」ってどのくらい明るいの?
光量 | 明るさイメージ | 用途 |
---|---|---|
100〜300lm | 懐中電灯やテーブルランプ程度 | 手元やテント内照明に |
500〜1000lm | サブランタン、ソロキャン用 | 小さなサイトを照らせる |
2,000lm以上 | メインランタン向きの高輝度 | サイト全体の照明に◎ |
こんなファミリーにおすすめ
- 小さな子どもがいるご家庭夜のトラブル(転倒・迷子・不安)を減らしたい人
- 1台でしっかり照らせる高性能ランタンを探している人
クレイモアのここがすごい!
- 「最大光量2,200 ルーメンでサイト全体をムラなく照らすプロ仕様ランタン」
サブランタンがいらないレベルの明るさ
5. クイックキャンプ トラッシュボックス
「ゴミ袋がガサガサ…」夜中の不安が一気に解決!
最初の頃は、テーブルの脚にビニール袋をくくりつけてゴミ箱代わりにしていました。
でも、ある夜「ガサガサ…」という音で目が覚め、見に行くと野良猫が袋を荒らしてるまさかの事態に。
テントにも侵入されてしまい、娘が起きないか気が気じゃありませんでした。
その日を境に、専用のトラッシュボックスを導入。
使ってみて驚いたのは、ただの「ゴミ入れ」ではなかったこと。
- 蓋つきで匂いもガード自立するのでサイト内がすっきり整う
- 見た目もシンプルでキャンプサイトになじむ
特に子どもがいるファミリーキャンプでは、安心して眠れる環境って本当に大事だと実感しました。
今ではなくてはならない存在です。

こんな人におすすめ
- ゴミ袋が風で飛んだり、動物に荒らされた経験がある方
- キャンプサイトのごちゃつきを解消したい方
6. Little Bean 簡易トイレ
「おしっこ…」暗い夜、寒い朝に助けられた神アイテム。
夜のキャンプ場で、娘に「トイレに行きたい」と言われるたびに不安だったのが、真っ暗で足元が悪いキャンプ場の道。
石や段差に躓きそうになったり、ライトを片手に歩いて転びそうになったり…。
寒さと緊張感で、親子そろってグッタリしてしまう夜もありました。
この簡易トイレを導入してからは、テント内で安全に済ませられるようになり、夜間も落ち着いて過ごせるように。
小さなお子さま連れには、ぜひおすすめしたいアイテムです。
キャンプ以外でも使えるので、我が家では緊急用で車に置いています。

我が家の使い方ポイント
- 足元が不安定な夜道を歩かずに済むから安心
- 車にも積んでおけば、外出中や災害時にも使える
- 娘も「トイレ大丈夫だよ」と自信を持てるように
こんな人におすすめ
- 子ども連れで、トイレまでの道のりが心配な方
- 夜間や寒い朝にトイレへ行くのが苦痛に感じる方
- テント設営地とトイレが離れていて不便を感じた経験がある方
7. ロゴス 55セルフインフレートマット
「寝心地」が変わると、キャンプの思い出も変わる。
初キャンプのとき、私はEVAフォームマットを敷いて寝ていました。
軽くて安いけど、薄くてゴツゴツ…正直つらかった。
翌朝、体が痛くて、寝不足で、テンションも低め。
「これは続かないかも」と思ったくらいです。
そこで導入したのが、このロゴスの5.5cm厚セルフインフレートマット。
空気を入れるとふかふかに膨らみ、布団のような寝心地に。
我が家ではシングル3枚を連結して、娘が寝返りしても安心なスペースを確保しています。
使って感じたメリット
- 地面のゴツゴツ感を感じないほどの快適さ
- 自動でふくらむから設営もラクラク
- 朝までグッスリ眠れて、翌日の疲れが段違い
こんな人におすすめ!
- 子どもと一緒にゆっくり眠りたいファミリー
- テント泊の寝心地が不安な初心者
8. ハタヤ コードリール(10m)
電源サイトを最大限に活かす、頼れる縁の下の力持ち。
電源サイトを予約したのに、「コンセントが遠すぎて使えない…」なんてこと、意外とよくあります。
でもこのハタヤのコードリールなら、10mの余裕ある長さでどこでもバッチリ届く!
しかも差込口が複数あるから、電気毛布・スマホ充電・ランタンも一気に接続OK。
コードはしっかり巻き取れて収納しやすく、防塵カバー付きで安全性も◎。
「使ってよかった」と実感できる、まさにキャンプの縁の下の力持ちです。
我が家の使い方ポイント
- 電気毛布・ランタン・スマホ充電、全部同時接続
- 長さ10mで、どこにコンセントがあっても届く安心感
- くるくる巻けて収納もコンパクト、安全性も◎
こんな人におすすめ
- 電源サイトを利用する予定のある方
- 夜間の寒さ対策に電気製品をフル活用したい方
- 「コンセント遠すぎ問題」で失敗したくない方
まとめ:ファミリーキャンプを楽しむカギは安心と快適さ
子どもと一緒のキャンプは、楽しい反面、不安もいっぱい。
だからこそ「安心」と「快適さ」は、心から楽しむための土台になります。
今回ご紹介した8つのアイテムは、実際に2歳半の娘との初キャンプで使ってみて、「本当に助かった」「これがあって良かった」と心から思えたものばかり。
もちろん最初からすべてを揃える必要はありません。
でも、「何から買えばいいかわからない…」という方の、ひとつの道しるべになれば嬉しいです。
失敗を減らして、思い出を増やす。
ファミリーキャンプの一歩を、あなたらしく踏み出せますように。