「ミニバンは選ぶな!」と言っていた僕がデリカD:5に乗り換えて2年。今の本音

2022年6月、僕はこんな記事を書きました。
「ファミリーカーにするなら、走るステーションワゴンから選べ‼︎ ミニバンは選ぶな‼︎」
あれから4年。
今の愛車は、なんとミニバンのデリカD:5です。笑
昔の僕がこれを知ったら、何と言うんでしょうね。
先に今の気持ちを書いておくと、ステーションワゴンに未練はありません。デリカに乗り換えて良かったと思っています。
ただ、すべての人にデリカが一番だとも思っていません。
なぜ考えが変わったのか。
久しぶりに、自分の気持ちを書き殴ってみます。
本気でステーションワゴンが一番だと思っていた
当時の愛車、アウディA4アバント。走行性能はもちろん、ステーションワゴンならではの美しいデザインが大好きでした。2022年当時、僕はアウディA4アバントに乗っていました。
ステーションワゴンのデザインが好きで、走りも大好きでした。
実際、デリカに乗り換えてしばらくは、ステーションワゴンを見かけるたびに「なんて美しいデザインなんだ」と目で追っていました。
だけど、今は全く未練がないんです。
不思議ですよね。
あんなに好きだったのに。笑
「走りがいい=安全」。だけど、安全ってなに?
昔の僕が車に求めていたのは、「走りがいい=安全」という性能でした。
これは今でも間違っていないと思っています。
アウディA4アバントの走りは、本当に最高でした。
高速道路での車線変更や、合流するときの力強い加速。
アクセルを踏んだときに思いどおりに加速してくれる感覚には、安心感がありました。
でも、乗り続けるうちに考えるようになったんです。
「だけど、安全ってなに??」
当時乗っていたアウディには、クルーズコントロールさえついていませんでした。
走行性能が高い車でも、長距離運転はきつい。
ヘッドライトも僕には暗く感じて、夜の運転が怖かった。
「疲れたから休憩したい。早く休憩しないとやばい」
長距離を走ると、そんなことを考えるようになりました。
「これって、本当に安全なのか?」
頑丈そうなドイツ車のボディには安心感がありました。
でも、事故が起きたときに乗っている人を守ることと、そもそも事故を起こさないことは別の話です。
もし疲れて操作を誤って、誰かを傷つけてしまったら。
そう考えると、走行性能の高さだけでは安全を語れない気がしてきたんです。
デリカで気づいた、運転する人の「余裕」も大切だということ
今の愛車は、2024年3月に初度登録されたディーゼル4WDのデリカD:5です。
この車には、レーダークルーズコントロールシステム[ACC]がついています。
ACCは、設定した速度を上限に、前の車との距離を保つよう加減速してくれる運転支援機能です。
これが長距離運転では本当に楽なんですよね。
さらに、前方の車や歩行者との衝突の危険を検知し、警報やブレーキで運転を支援する衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]も備わっています。
夜間はオートマチックハイビーム[AHB]も便利です。
条件が合えば、周囲の明るさや対向車などに応じてハイビームとロービームを自動で切り替えてくれます。
山道などで以前より視界を確保しやすくなったと感じています。
もちろん、運転支援機能は万能ではありません。
天候や道路状況、周囲の車の動きなどによっては正しく作動しない場合もあります。
いつでも自分で対応できるように運転することが大前提です。
でも、長距離の運転で感じる負担は、アウディの頃より少なくなりました。
走行性能の高さは今でも大切。
でも、運転する自分が疲れにくく、余裕を持てることも安全運転には大切なんじゃないか。
そう考えるようになったんです。
※ACC・FCM・AHBの機能は三菱自動車のデリカD:5安全性能ページを参考にしています。
装備や作動条件は年式・グレードによって異なるため、ご自身の車の取扱説明書も確認してください。
それでも、運転の楽しさはアウディの方が上だった
ここまで書くと、デリカの走りに大満足しているように思われるかもしれません。
でも、そんなことはありません。笑
特に高速道路での加速は、アウディと比べるともっさりしています。
昔はアクセルを踏んだときのエンジンの音、シートに背中が押しつけられる感覚、DCTが次々に変速していくときのタコメーターの動きに興奮していました。
「ドライブって楽しい!」と。
正直、デリカの運転には、あの頃のようなワクワクはありません。
車高の高いミニバンという特徴も理解しているつもりなので、無理な合流や速い速度でのカーブ走行はしないように気をつけています。
デリカの走りがアウディの代わりになったわけではないんです。
キャンプ道具がぎちぎち。アウディを手放した大きな理由
アウディA4アバントで楽しんでいた家族キャンプ。荷物をどう積めば収まるのか毎回悩み、出発時は何とか積めても、帰りは荷物が収まらず苦労することもありました。そもそも、なぜあれほど好きだったアウディを手放したのか。
大きなきっかけは、家族でキャンプを始めたことでした。
娘がまだ小さかった頃、泊まりのキャンプに行くために荷物をたくさん積んでいました。
アウディA4アバントでも出発時はなんとか積めるんです。
でも、どうやって積めばきれいに収まるのか、毎回考えないといけません。
荷物がぎちぎちで、チャイルドシート周辺まで荷物でいっぱいになったこともありました。
しかも、帰りになるとなぜか荷物が収まらない。
楽しかったキャンプの最後に、荷物の積み込みでストレス爆発。笑
そんな経験が重なって、もっと気軽に荷物を積める車が欲しくなりました。
キャンプ道具でぎちぎちになったアウディA4アバントの荷室。出発時は何とか積めても、帰りは荷物が収まらず苦労することもありました。当時の維持費や車の状態、安全装備への不安など、乗り換えを決意した理由はほかにもあります。
詳しくはアウディA4アバントを手放すと決めたときの記事に書いています。
今のデリカなら、細かな積み方を考えすぎずに荷物をどかっと積めます。
キャンプでも旅行でも、荷室のスペースをそれほど気にしなくていい。
これが本当に楽なんです。
実際にデリカで家族キャンプに行ったときの様子は、丹波篠山・やまもりサーキットのキャンプ体験記にも残しています。
荷物を積むだけなら、ほかのミニバンでも良かった?
ここで、ひとつ疑問が出てきます。
「荷物をたくさん積みたいだけなら、ヴォクシーなどのミニバンでも良かったんじゃない?」
そのとおりだと思います。笑
でも、僕が選んだのは、ディーゼルエンジンを搭載した4WDのデリカD:5でした。
当時、YouTubeでデリカの走行性能を見て、「このミニバン、すごいな」と思ったんです。
家族でキャンプに行きたい。荷物もたくさん積みたい。
でも、車好きとして走りへのこだわりも捨てたくない。
だからデリカに惹かれました。
ところが、実際に走っているのはほとんど舗装路です。笑
僕が4WD AUTOを使うのも、雨の日や家族で長距離のお出かけをするときくらい。
デリカの悪路走破性能を存分に活かすような場所には、ほとんど行っていません。
もちろん、4WDにしたから雨の日の制動距離が短くなるわけではありません。
そこは過信せず、慎重に運転しています。
せっかく魅力を感じて選んだディーゼル4WDなのに、その性能を使い切っていないのが現実です。
しかも、最近はキャンプにほとんど行けていない
さらに言うと、最近はキャンプにもほとんど行けていません。
娘の習いごとや妻のパートなど、生活スタイルが変わってきたからです。
キャンプに行きたくてデリカを買ったのに、今はキャンプにあまり行かない。
走る場所はほぼ舗装路。
荷物を積むだけなら、ほかのミニバンでも代用できる。
そう考えると、今の生活でデリカじゃないといけない理由が、なかなか見当たりません。笑
ヴォクシーなどを選んだ方が幸せになれていたのか。それとも、デリカを選んで良かったのか。
正直、比べようがないので答えは分かりません。
でも、だからといってデリカから乗り換えたいとは思わないんです。
今のデリカには満足しています。
ほかのミニバンでも良かったようで、やっぱり良くなかったのかもしれません。笑
デリカの乗り心地や荷物の積みやすさ、家族で使って感じた良い点と不満は、デリカD:5をファミリーカーとして使った本音のレビューにもまとめています。
「また運転するから、どこかへ行こう」と思える車
現在の愛車、デリカD:5。昔は運転すること自体が楽しかったけれど、今は家族と出かけて思い出を作ることが何よりの楽しみです。昔は、運転すること自体を楽しんでいました。
でも今は、家族と出かけて、お出かけ先で妻と娘の笑顔を見ることが楽しいと思うようになりました。
妻と娘が快適そうに乗っている姿を見ると、「デリカを買って良かったな」と思います。
車好きと言いながら、一人でドライブに出かけることはほとんどありません。燃料代がもったいないと思ってしまうんですよね。笑
でも、家族と出かけるなら話は別です。
荷物を積むのが楽で、長距離運転も以前ほど苦にならない。
だから、また出かけたいと思える。
「また運転するから、どこかへ行こう」
今の僕は、そこに車を所有する価値を感じています。
4年前の自分へ。ミニバンも悪くないぞ。笑
2022年の僕は、ステーションワゴンこそファミリーカーに一番向いていると本気で思っていました。
今でも、ステーションワゴンの美しいデザインや、アウディA4アバントの走行性能は大好きです。
でも、走行性能が高ければそれだけで安全だとは言い切れませんし、家族の生活に合う車も人それぞれです。
今の僕がデリカを買い直すとしても、また同じ選択をするのかは分かりません。
ただ、今のデリカを手放したいとは思わないし、乗り換えたことに後悔もありません。
これからも、このデリカに20年・20万km乗ることを目標に、大切にしていきたいと思っています。
長く乗るために考えている整備や維持費の備えは、デリカD:5を20年・20万km乗るためのメンテナンス計画に記録しています。
子どもが成長すれば、これからも家族の生活スタイルは変わっていくでしょう。
それでも、このデリカで家族との思い出をたくさん作っていきたい。
4年前に「ミニバンは選ぶな!」と書いた僕が、今はそんなことを考えています。笑






