子ども連れでキャンプをすると、昼間は楽しいのに、夜になると急に気を張る場面が増えます。

我が家も、妻と当時2歳の娘とのファミリーキャンプで、夜に娘がペグやロープにつまずき、ヒヤッとしたことがありました。

キャンプのランタン選びというと、つい「おしゃれな灯り」や「炎のゆらぎ」に目がいきます。

もちろん雰囲気も大切です。

でも、小さい子ども連れのファミリーキャンプでは、まず優先したいのは「安心して歩ける明るさ」でした。

そこで我が家がメインランタンとして使っているのが、CLAYMORE 3FACE+ Lです。

実際に使って感じた結論は、子ども連れキャンプでは、夜の明るさに妥協しない方が安全で安心できるということ。

この記事では、CLAYMORE 3FACE+ Lの公式スペック、他の定番ランタンとの違い、子ども連れキャンプで使って感じたメリットと注意点を、できるだけ正直にまとめます。

この記事の結論

CLAYMORE 3FACE+ Lは、「雰囲気重視のランタン」というより、家族の夜を安全にするためのメインランタンです。

最大4,000ルーメンの明るさがあり、サイト全体をしっかり照らしやすいので、子どもが夜にロープ・ペグ・荷物につまずく不安を減らせます。

ただし、サイズ・重量・価格・充電忘れ・バッテリー劣化・廃番情報には注意が必要です。

芝生の上に置いたCLAYMORE 3FACE+ Lの3分割画像。上は収納ケース、左下はケースを開いて本体前面と充電アダプターを収納した状態、右下はケースを開いて本体背面(ベルト付き)を見せた状態CLAYMORE 3FACE+ Lの収納ケースと本体。ケースを開くと、本体前面・背面と充電アダプターの収納状態がわかります。

CLAYMORE 3FACE+ Lを買った理由は「雰囲気」ではなく「安全」だった

我が家がCLAYMORE 3FACE+ Lを使うようになった一番の理由は、夜のキャンプサイトが思った以上に危なかったからです。

キャンプ場の夜は、家の中とは違います。

足元には、テントやタープのロープ、ペグ、椅子、テーブル、クーラーボックス、荷物があります。

大人なら気をつけて歩けても、2歳の子どもはテンションが上がったり、眠くなったりすると、足元までしっかり見られないことがあります。

実際に、娘が夜にロープやペグにつまずきそうになったとき、「これは雰囲気より明るさを優先した方がいい」と感じました。

それから我が家では、メインランタンにはしっかり明るいランタンを使うようにしています。

CLAYMORE 3FACE+ Lは、我が家にとって「おしゃれギア」というより、夜のファミリーキャンプを安全にするための道具です。

CLAYMORE 3FACE+ Lの公式スペック

CLAYMORE 3FACE+ Lは、3面発光で広範囲を照らせる充電式LEDランタンです。

最大4,000ルーメンの明るさがあり、我が家では子ども連れファミリーキャンプのメインランタンとして使っています。

購入前に確認したい注意点

調査時点で、公式ページ内に容量表記の違いがありました。通常ページでは「30,150mAh / 108.54Wh」、BLACKページでは「26,100mAh / 93.96Wh」とされています。

私が所有している実機ラベルでは「26,100mAh / 93.96Wh」と記載されていました。購入時期やカラー、流通在庫によって仕様が異なる可能性があるため、購入前には必ず販売ページ・型番・本体表示を確認してください。

CLAYMORE 3FACE+ Lの実機ラベル。商品名、型番CLF-2610TS、バッテリー容量26,100mAh、93.96Whの表記が確認できる。私が所有しているCLAYMORE 3FACE+ Lの実機ラベル。型番は「CLF-2610TS」、バッテリー容量は「26,100mAh / 93.96Wh」と記載されていました。

詳細スペック

正式名称

CLAYMORE 3FACE+ L

型番

CLF-2610TS

BLACKは別型番「CLF-2610TSLME」表記があります。

最大明るさ

4,000ルーメン

照射範囲

3面発光・最大約200度

キャンプサイト全体を照らしやすい仕様です。

色温度

Warm 3,000K / Bright 4,200K / Cool 6,500K

暖色・昼白色・昼光色系を切り替えできます。

バッテリー容量

30,150mAh / 108.54Wh または 26,100mAh / 93.96Wh

公式ページ間で差があります。私の実機ラベルは「26,100mAh / 93.96Wh」でした。

連続点灯時間

8.5〜86時間 または 8〜78時間

バッテリー容量の仕様違いにより、表記に差があります。

サイズ

幅296mm × 奥行100mm × 高さ36mm

重量

約825g

軽量コンパクトというより、車移動キャンプ向きのメインランタンです。

充電方式

AC 12.6V 3A

USB-C充電ではない点に注意が必要です。

防水・防塵

IP54

小雨や水しぶきへの配慮はありますが、水没や強い雨に放置する使い方は避けた方が安心です。

モバイルバッテリー機能

あり

スマホなどへ給電できます。

スペックだけ見ると、CLAYMORE 3FACE+ Lは小型ランタンではありません。

「手元を照らすライト」ではなく、キャンプサイト全体の明るさを確保するためのメイン照明と考えた方がしっくりきます。

我が家では、夜に子どもがペグやロープでつまずきそうになった経験から、雰囲気よりも安全と明るさを重視してこのランタンを使っています。

子ども連れキャンプでCLAYMORE 3FACE+ Lが役立つ場面

ロープ・ペグ・段差が見えやすい

子ども連れキャンプで一番ありがたいのは、サイト内の足元が見えやすくなることです。

テントやタープまわりには、どうしてもロープやペグがあります。

昼間は気にならなくても、夜になると一気に見えにくくなります。

CLAYMORE 3FACE+ Lは最大4,000ルーメンで、3面発光により広範囲を照らせるため、ロープやペグの位置を把握しやすくなります。

もちろん、ランタンだけですべての転倒リスクをなくせるわけではありません。

それでも、暗いまま歩くよりは、かなり安心感があります。

夕食づくりと片付けがしやすい

ファミリーキャンプでは、夜のご飯づくりや片付けも意外と大変です。

食器、調理器具、テーブル下の荷物、ゴミ袋、クーラーボックスなど、見えにくいと作業が一気にやりにくくなります。

明るさがあると、調理や片付けがスムーズになります。

妻と一緒に片付けるときも、手元や足元が見えるだけでかなり楽です。

寝る準備がラクになる

子ども連れキャンプでは、寝る前の準備もバタバタします。

歯みがき、着替え、トイレ、寝袋の準備、テント内の荷物整理。

この時間帯にサイトが暗いと、親も子どもも疲れます。

CLAYMORE 3FACE+ Lは明るいだけでなく、Warm 3,000Kの暖色にも切り替えられるので、寝る前は明るさを落として穏やかな雰囲気にできます。

「明るさ重視のランタンだけど、寝る前はやさしい光にできる」のは、ファミリーキャンプでは使いやすいポイントです。

CLAYMORE 3FACE+ Lだけでメインランタンとして足りる?

我が家の使い方では、CLAYMORE 3FACE+ Lはメインランタンとして十分使えています

最大4,000ルーメンあるので、ファミリーキャンプのメイン照明としてかなり頼りになります。

ただし、「これ1台だけで全部完結する」とは考えない方がいいです。

理由は、メインランタンとサブランタンでは役割が違うからです。

CLAYMORE 3FACE+ Lは、サイト全体を明るくするのが得意です。

一方で、トイレに行くとき、テント内で荷物を探すとき、子どもに付き添って歩くときには、小型ランタンやヘッドライトがある方が便利です。

我が家ならこう使う

  • CLAYMORE 3FACE+ L:サイト全体を照らすメインランタン
  • 小型LEDランタン:テント内・手元・トイレ移動用
  • 雰囲気ランタン:食後や寝る前のリラックスタイム用

つまり、CLAYMORE 3FACE+ Lはメインとしてかなり優秀です。

ただ、子ども連れでより安心したいなら、サブランタンも1〜2個あると失敗しにくいです。

子連れキャンプで最初にそろえてよかった道具は、ランタン以外にもあります。わが家が実際に使って助かった道具は、こちらの記事でまとめています。

子連れキャンプ初心者がまず整えたい道具|わが家は睡眠とランタンを重視しました

CLAYMORE 3FACE+ Lのメリット

最大4,000ルーメンは、メインランタンとしてかなり明るい部類

4,000lmは明るい?

結論、メインランタンとしてかなり明るい部類です。

公式スペックで比べると、明るさの目安は次のとおりです。

  • Coleman 2500ノーススターLPガスランタン:約1,543lm
  • GENTOS EX-1300D:最大1,300lm
  • CLAYMORE 3FACE+ L:最大4,000lm

そのため、子ども連れキャンプでサイト全体を明るくし、ペグやロープ、荷物などの足元を見えやすくしたい人に向いています。

もちろん、明るさの感じ方は吊るす高さ、照射範囲、サイトの広さ、周囲の暗さによって変わります。

それでも、公式スペックで確認できるメインランタン級の製品と比べても、CLAYMORE 3FACE+ Lはかなり高光量なランタンだと分かります。

火を使わないので子ども連れでも扱いやすい

CLAYMORE 3FACE+ LはLEDランタンなので、ガスランタンやオイルランタンのように火を使いません。

小さい子どもがいると、火器の近くに行かないか、触らないか、倒さないかが気になります。

もちろんLEDランタンでも落下や破損には注意が必要ですが、火を使わない安心感は大きいです。

暖色にできるので寝る前も使いやすい

明るいランタンは便利ですが、ずっと強い白い光だと、寝る前には少し落ち着かないことがあります。

CLAYMORE 3FACE+ Lは、Warm 3,000K、Bright 4,200K、Cool 6,500Kに切り替えできます。

CLAYMORE 3FACE+ Lの点灯色比較。Cool、Bright、Warmの3色を並べて違いを比較した写真CLAYMORE 3FACE+ Lの点灯色比較。上からCool、Bright、Warmの順です。

夕食や片付けのときは明るく、寝る前は暖色に落とす。

この使い分けができるので、明るさ重視でもキャンプの雰囲気を完全に捨てなくていいのが気に入っています。

モバイルバッテリー機能がある

CLAYMORE 3FACE+ Lには、USB出力によるモバイルバッテリー機能があります。

キャンプ中にスマホの充電が減ったとき、予備電源として使えるのは安心です。

ただし、スマホ充電に使うと当然ランタン側のバッテリーは減ります。

メインランタンとして使う場合は、スマホ充電用のモバイルバッテリーは別で持っておく方が安心です。

我が家では電源サイトでしかキャンプをしないので、モバイルバッテリー機能は使ったことがありません。

注意点・デメリットも正直に書く

サイズと重量はそれなりにある

CLAYMORE 3FACE+ Lは、約825gあります。

GOAL ZEROやML4のような小型ランタンと比べると、明らかに大きくて重いです。

徒歩キャンプや荷物を極限まで減らしたい人には向きません。

我が家のように車移動のファミリーキャンプなら許容しやすいですが、軽さ重視の人にはデメリットになります。

価格は安くない

CLAYMORE 3FACE+ Lは、安さで選ぶランタンではありません。

小型LEDランタンや雰囲気ランタンと比べると、価格は高めです。

ただ、我が家は「夜の安全性」「家族の安心感」「片付けや寝る準備のしやすさ」を考えると、買ってよかったと感じています。

安いランタンを何個か買い足しても、サイト全体の明るさに不安が残るなら、最初から明るいメインランタンを用意する方が満足度は高いと思います。

明るすぎて眩しいことがある

最大4,000ルーメンは頼もしいですが、近距離ではかなり明るいです。

低い位置に吊るすと、家族が眩しく感じることがあります。

使うときは、高めの位置に吊るす、正面に光が当たりすぎないようにする、寝る前はWarmにして明るさを落とすなど、使い方に工夫が必要です。

充電忘れに注意

CLAYMORE 3FACE+ Lの充電端子部分。専用ACアダプターの接続端子、USB出力ポート、取り付け用のネジ穴が見える。CLAYMORE 3FACE+ LはUSB-C充電ではなく、専用ACアダプターで充電します。キャンプ前の充電忘れには注意が必要です。

充電式ランタンなので、出発前の充電忘れには注意が必要です。

キャンプ場についてから「充電が少ない」となると、メインランタンとして頼る予定だった場合かなり困ります。

バッテリー劣化は避けられない

CLAYMORE公式FAQでは、充電池は300〜500回程度の充放電で寿命の目安とされています。

また、使用後は充電してから保管し、空のまま放置しないよう案内されています。

LED電球やバッテリーの交換対応については、公式FAQでは交換は行っていない旨が案内されています。

長く使うなら、保管方法にも気をつけたいところです。

防水性能は過信しない

CLAYMORE 3FACE+ Lの防水・防塵性能はIP54です。

IP54は、小雨や水しぶきへの配慮はあるものの、水没や強い雨に放置してよいという意味ではありません。

雨の日は、タープ下で使う、濡れっぱなしにしない、使用後は乾かすなど、丁寧に扱う方が安心です。

3FACE+は廃番で、後継モデルは3FACE NEO

調査時点では、CLAYMORE 3FACE+は廃番となり、後継として3FACE NEOが案内されています。

そのため、今から新品で購入する場合は、3FACE+ Lの流通在庫だけでなく、後継の3FACE NEOも比較した方がいいです。

この記事で紹介しているのは、我が家が実際に使っているCLAYMORE 3FACE+ Lです。

販売状況や仕様は変わる可能性があるため、購入前には必ず公式サイトや正規販売店の最新情報を確認してください。

私が使っているのは旧モデルのCLAYMORE 3FACE+ Lですが、現在は後継モデルの3FACE NEOシリーズもあります。

購入前に型番・明るさ・充電方式を確認したい方は、こちらから最新の在庫と価格を確認できます。

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CLAYMORE 3FACE+ Lがおすすめな家族

  • 小さい子ども連れでファミリーキャンプをする家族
  • 夜のロープ・ペグ・段差が不安な家族
  • 雰囲気よりも安全性を優先したい家族
  • 夕食づくり、片付け、寝る準備を明るくしたい家族
  • 車移動キャンプが中心の家族
  • メインランタンをしっかりした1台にしたい家族

特に、小さい子どもがいる家庭には相性がいいと思います。

子どもは夜でも動きます。

トイレに行く、靴を探す、テントに入る、寝袋に入る。

そのたびに足元が見えにくいと、親も気を張ります。

CLAYMORE 3FACE+ Lは、そういう夜の不安を減らしてくれるランタンです。

初心者ファミリー向けのキャンプ場を探している方へ

小さい子ども連れでキャンプをするなら、ランタンだけでなく、キャンプ場の設備も大事です。

わが家が初心者ファミリーでも過ごしやすいと感じた「しあわせの村オートキャンプ場」については、こちらの記事で詳しくまとめています。

しあわせの村オートキャンプ場レビュー|初心者ファミリー目線で紹介

おすすめしにくい人

  • ソロキャンプ中心の人
  • 荷物をできるだけ軽くしたい人
  • 徒歩キャンプやULキャンプをしたい人
  • 炎のゆらぎや雰囲気を最優先したい人
  • 小型ランタンだけで十分な人
  • 価格をできるだけ抑えたい人
  • USB-C充電の現行モデルを重視したい人

CLAYMORE 3FACE+ Lは、万人向けのランタンではありません。

軽さや雰囲気を最優先する人には、もっと合うランタンがあります。

ただし、我が家のように「妻と子どもが夜でも安心して過ごせること」を重視するなら、かなり頼れる1台です。

高くても買う価値はある?

我が家の答えは、子ども連れファミリーキャンプなら買う価値はあるです。

理由は、明るいランタンはただ便利なだけではなく、夜の不安を減らしてくれるからです。

キャンプでは、暗さそのものがストレスになることがあります。

子どもが転ばないか、妻がトイレに行くとき不安じゃないか、片付けで見落としがないか。

そういう不安を減らせるなら、メインランタンにお金をかける価値はあると感じています。

もちろん、価格は安くありません。

でも、雰囲気ランタンを先に買って「結局暗くて不安」となるより、まず明るいメインランタンを用意する方が、子ども連れキャンプでは失敗しにくいです。

雰囲気ランタンとはどう使い分ける?

雰囲気ランタンを否定する必要はありません。

むしろ、キャンプの夜を楽しむには、やさしい灯りも大切です。

ただし、順番が大事です。

我が家のおすすめは、まずCLAYMORE 3FACE+ Lのような明るいメインランタンで安全を確保すること。

そのうえで、ルミエールランタンやBeacon Light LEDのような雰囲気ランタンを足すと、安心感とキャンプらしさの両方を作れます。

おすすめの考え方

安全を作る灯り:CLAYMORE 3FACE+ L

手元を照らす灯り:小型LEDランタン

雰囲気を作る灯り:ルミエールランタンや暖色LEDランタン

まとめ|子ども連れキャンプでは「雰囲気より安全」を先に買う

CLAYMORE 3FACE+ Lは、明るさに妥協したくないファミリーキャンプに向いたメインランタンです。

最大4,000ルーメン、3面発光、暖色切り替え、モバイルバッテリー機能など、メインランタンとして頼れる要素がそろっています。

我が家では、妻と4歳の娘とのファミリーキャンプで重宝しています。

特に、夜に娘がロープやペグにつまずきそうになった経験があるからこそ、今では「明るさに妥協しないこと」はキャンプを成功させるポイントのひとつだと感じています。

ただし、サイズや重量、価格、充電忘れ、バッテリー劣化、防水性能の限界、廃番と後継モデルの有無には注意が必要です。

これから購入する場合は、3FACE+ Lの在庫だけでなく、後継の3FACE NEOもあわせて確認してください。

小さい子ども連れで、夜の安全性を重視したい家族なら、CLAYMORE 3FACE+ Lはかなり有力なメインランタン候補です。

キャンプの夜を「暗くて不安な時間」にしないために、我が家はこれからも明るいメインランタンを持って行きます。