北海道旅行でレンタカーを借り、520kmほど走行してきました。

エコカーは抵抗感がありましたけど、実際に乗ってみて、走ってみて、いい車だという印象をもちました。

プリウスはミサイルなので危なくて悪い車だと、恥ずかしながら思っていました。

さらにTOYOTA車、エコカーは燃費ばかり追い求めているつまらん車だと思っていましたが、考え方が変わりました‥。笑

ということで実際に乗ってのレビューを書いていきます。

普段B8アウディA4に乗っていますが、快適に走行できる面でいうとプリウスの方が良かったです。

 

この記事では外車に乗っている私が、「実際にプリウスに乗ってどう感じたのか」を書いていきます。

 

結論から言いますと以下です。

国土が狭く、ストップアンドゴーが多い、日本の道路事情を考えて作られたいい車だというのが私のプリウスの評価です。

 

  • 自分で運転している感覚を手放さない、B8アウディA4アバント。
  • 運転している感覚がないくらい、静かで快適で疲れないプリウス。

という感覚でしたね。

 

プリウスとB8アウディA4アバントのキャラクターの違いがわかりました。

国産車とドイツ車の違いなど感じられて楽しかったです。

プリウスのデザインは個人的には好き

外観はダサいと思っていましたけど、実際に見てみたらそこまできになりませんでした。

見慣れたのもありますけど、先進的なデザインかもしれません。

むしろセダンみたいな形なので、私は好きです。

 

そして内装は相変わらずのオモチャ感がすごいです。

ピアノブラックを多用して高級感を演出していますけど、安さをひしひし感じます。

ハンドルも握った感じはおもちゃ。

国産大衆車って運転席に座ると、いつもおもちゃ感を感じるので、愛着がいっさい湧かないんですよね‥。

安いから仕方ないんですけどね。

プリウスのいいと感じたところ

低速域が使いやすいので運転が楽

ハイブリッドにはじめて乗ったんですけど、低速域がめちゃくちゃ使いやすいです。

足を乗せて軽く踏んだだけで、すーっと滑らかで静かに進んでくれるので足が全然疲れないです。

アクセルを足から離しても惰性ですーっと進んでいきます。

 

ちなみに私のB8アウディA4は、繊細にアクセルワークを意識しないとドンっと急に進んでいこうとしたり、トランスミッションがギクシャクするので、低速域なんかは扱いにくいです。

アクセルを足から離すと、結構強めのエンブレがかかるので、惰性で進もうとする力は弱いですね。

B8アウディはアクセルワークに気を使うので、ストップアンドゴーが多い地域などでは足が疲れやすいと思います。

 

反対にプリウスはアクセルワークが楽なので、疲れにくく楽だと思いました。

ストップアンドゴーが多い日本にとって、ハイブリッドは快適でベストな選択肢なんだと思います。

燃費でガソリン代金を元とるというのがハイブリッドだと思っていましたが、考えが変わりました。

日常運転が快適になるのがハイブリッドなんですね。

積極的にハイブリッドを選んだ方がいい理由がわかりました。

高速道路でも加速は十分

エコカー=もっさり加速で全く走らないと勝手に思ってましたが、十分走ります。

合流時も加速が遅くて、不安が残るなんて感じはいっさいなかったです。

 

もちろん全力加速に関しては、B8アウディA4のほうが上ですけど。

背中がぐっと押される感覚がありますからね。

モーターとエンジンの切り替えが全くわからなかった

モーターとエンジンがいつ切り替わっているのか全くわかりませんでした。

モニターを見てやっと切り替わりがわかるくらいでした。

 

違和感がないので、運転も楽で静か、切り替えの振動も感じなかったです。

静粛性がいいので、快適そのものでした。

TOYOTAの作り上げたハイブリッドって本当にすごいですね。

高速の安定性能がわりと良かった

日本車=ハンドルふにゃふにゃで真っ直ぐ走らないだと思っていましたが、軽く手を添えてるだけで、しっかり真っ直ぐ走ってくれました。

これは疲れにくさに貢献しているなと思いましたね。

ハンドルが軽すぎておもちゃ感がありましたけど、ちゃんと普通に真っ直ぐ走ってくれるのはびっくりです。

 

プリウスのCD値(空気抵抗係数)は、トップクラスの0.24

を達成しているので高速走行中でも風に煽られたりすることがないんでしょうね。

 

外車特有のがっしりとしたボディではなくて、わりとぺらぺらなのに車体がしっかりしているんだなと感じました。

これがTOYOTAの真プラットフォームTNGAなんですね、体験できてよかったです。

燃費リッター31.46kmを達成

522km走って、給油が16.59ℓ

燃費はまさかの、リッター31.46km

ガソリン代金2,800円

夏場なのでがんがんエアコンを使い、がんがん高速道路を使って、燃費をきにしなかったのにもかかわらず高燃費でした。

 

私のB8アウディA4は、年間燃費はリッター10kmくらいですので、3倍走る感じですかね。

よろしければぜひみてくださいね。

B8アウディA4アバントの年間燃費の記録をまとめていきます。

後席と荷室も十分広い

北海道旅行でファミリーカーとして使ったんですけど、広くて快適そのものです。

足元空間もバッチリ広かったですね。

ファミリーカーにするのならミニバンとかよりも、セダンやステーションワゴンの方が好きです。

ファミリーカーにするなら、走るステーションワゴンから選べ‼︎ミニバンは選ぶな‼︎

 

ただ後席の頭上は背の高い人は狭いかもしれません。

170センチの私が乗った場合は、拳一つ分くらいは余裕があるので十分でしたが。

これは空気抵抗をよくすることに繋がるんでしょうね、仕方ないと思います。

空気が与える力は大きいので、空力のいい車を買うことは大切です。

以下の記事に書いていますので、見てくださいね。

車の走りに大いに関わる「空力」。「空力」のいい車の魅力を再確認。

プリウスのちょっと気になったところ

ナビを確認するときに首が疲れる

大きくて見やすいのですが、ナビが思ったより左下にあるので、確認がしにくいと感じましたね。

北海道というなれない土地でナビをよく確認していたのもありますけどね。

感性に訴えかけてこないので運転する喜びが湧かない

静かで、メーターも先進的で、運転が本当に楽だと感じました。

不満がほぼないし、できが良すぎると感じたくらいです。

だけどそれゆえに、運転の楽しさがないんですよね。

 

ガソリンエンジンの音、タコメーターの1速、2速などの針の動きなど、感性に訴えかけてはこないです。

正直運転をすることの楽しさなんかは、1ミリも湧きませんでした。

でもプリウスのユーザーはそんなこと求めてないと思うので、これでいいと思います。

 

自分で運転している感覚を手放さない、B8アウディA4アバント。

だから運転が楽しいんです。

多少疲れる時もありますけどね。

 

反対に運転している感覚がないくらい、静かで快適で疲れないプリウス。

日本で乗る場合には最高のパートナーになると思います。

高速合流前のフル加速時にエンジン音に品がない

高速道路の全加速の時に、ブーンっというエンジン音に品がないです。

ハイブリッドのモーターの静粛性が高いだけに、ここは残念ポイントです。

エンジンの音に心地よさを感じる人がどれだけいるのか?という話ですけど。

ドライブモードの操作が直感的に操作しにくい

シフトレバーの左にあるのが、ドライブモードのスイッチです。

通常はノーマルモードになっています。

 

スイッチを押すと、

  • パワー
  • エコ
  • ノーマル

の順にかわっていくのですけど、直感的に操作できないですね。

スイッチを押すたびに視線をモニターに移さないといけないので、危なさを感じました。

個別でスイッチを追加してくれたほうが、直感的に操作しやすく、使いやすいと思いますけど、どうなんでしょうか??

今の最新車はナビをタッチしてドライブモードの操作を選択しないといけないので、直感的な操作ができないのかもしれないですね。

 

私の車は古いので、ドライブモード選択はありません。

しかしシフトをS(スポーツモード)に変えるだけで、車の特性が変わったかのように加速が鋭くなります。

ブレーキの操作に違和感

これが1番気になりました。

ブレーキをどれだけ踏んだら止まるかがわかりにくかったです。

止まらない止まらない、信号の前でドンっと踏んでしまったのが何回かあります。

慣れの問題でしょうかね?

後席に座っていたときにされたんですが、酔ってしまいました。

 

B8アウディA4に比べるとブレーキ系が貧弱すぎてびっくり。

国産大衆車と、アウトバーンを想定しているドイツ車の違いはここです。

ブレーキ性能が違いすぎて外車に乗るとびっくりすると思います。

エコタイヤが装着されていたので燃費を犠牲にしてでも、いいタイヤを履かせてちゃんと止まるようにしたいなと思いましたね。

高級タイヤを安く買った方法を紹介しています。

ふるさと納税を絡めて、楽天市場で購入、持ち込みで取り付けてもらうと安いですよ。

【知らないと損】ミシュランプライマシー4 アウディ承認タイヤを安く買う方法‼︎

 

コメントで教えていただきました。

慣れの問題だろうが、ドイツ車と同じようにブレーキを踏むと、最初は効きが甘く、回生ブレーキから摩擦ブレーキの切り替わりでブレーキの効きが変わり俗に言うカックンブレーキになってしまうのだろう。

ついスピードがですぎてしまう

悪いところでもあり、いいところでもあるんですけど‥。

モーターでの走行が静かで加速がいいので、気づいたらスピードが出過ぎていたなんてことも。

これは運転者の責任で車に悪いところはないんですけどね。笑

 

スピードがでている気がしない=精神面で疲れにくい車

だということだと思いますよ。

プリウスのシフトレバーを使った感想

今までプリウスのシフトレバーは事故が起きやすいので、普通のにかえろと思っていましたが、実際使ってみてそこまで違和感はなかったです。

手元を見なくても、操作できました。

シフトレバーだけで購入対象から外れていたのですが、ぜんぜんありでした。笑

乗ったこともないのに、ダメな車と決めつけている人も多いのではないでしょうか?

プリウスはプリウスミサイルなのか?

いままでプリウスだというだけで、毛嫌いしていた自分に反省です。笑

周りの人に聞いてもプリウスは危ないという人が多かったので‥。

 

国土が狭く、ストップアンドゴーが多い、日本の道路事情を考えて作られたいい車だというのが私のプリウスの評価です。

しかもTNGAという新プラットフォームを搭載してエコカーの走りを磨いたことを考えると、気合をいれてTOYATAさんも作っているんだなということがわかりました。

 

プリウスをプリウスミサイルにしているのは、運転の下手な人がイキって乗っているから悪目立ちするだけでしょう。

私はプリウスに実際に乗って好きになりましたよ。

B8アウディ乗りが思う【プリウスが売れる理由】 まとめ

エコカー=つまらない車だと思っていましたが価値観が変わりましたね。

  • モーターの静粛性
  • ストップアンドゴーの発進の滑らかさ
  • 燃費の良さ

などかなり快適でした。

国土が狭く、ストップアンドゴーが多い、日本の道路事情を考えて作られたいい車だというのが私のプリウスの評価です。

そして壊れにくく、安いときたら売れる理由しかないですよね。

 

自分で運転している感覚を手放さない、B8アウディA4アバント。

運転している感覚がないくらい、静かで快適で疲れないプリウス。

という感覚ですね。

プリウスとB8アウディA4アバントのキャラクターの違いがわかりました。

道がその車を作るといいますが、プリウスは日本の道路事情にあったいい車だと思いました。

アウディアバントとプリウスの乗り比べ読みましたが、あまりにも当たり前のコメントでした。

運転して気持ちの良い車、日本車にもたくさんありますよ。

逆にアウディアバントを選ぶ理由がよくわかりません。

というコメントをいただいたので、記事を書いてみました。

よかったら見てください。

素晴らしい国産車があるのに、なぜ【外車】アウディA4アバントを選んだのか。

 

 

輸入車専門の200社が加盟しているとのことなので、実際に自分で整備をお願いしてみました。

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そんな悩みを持った方に読んでほしい記事です。

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最後まで見ていだだきありがとうございました。

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